■ 二割は頼りで後は恋。

この浮き沈みが激しく、しかし表面上は拳銃男になりきれてた一週間にあたしが残した名言笑。
崖っぷちの友人の心を貫いた名言よ笑。
万が一、ここから全てを悟る人がいたら飲みに加わってください笑。

願いも虚しく、夜は雨が降ったらしい。
傘持ってなきゃ風邪引いちゃうじゃん。
大丈夫かな。
関係ないがあたしの部屋はガチで寒い。
今日は久々に遠出してきた。
やはり方向音痴の極みだった。
次にこの場所に来る時はあたしは何を持っているかな。
そう考えたら少し切なくなった。

「無茶だよ」と笑い合った話を、
どうやら寝ていたらあたしも考えてしまったようだった。
どうしようもない。
無茶なんだって。
でも嘘は吐けなかった。
安心と僅かな悔しさを、ね。

あなたの見てる景色と、
あたしの見たい景色は、
恐らくほぼ一致する。
でも、
それは脆すぎてもうそこにはないことを知ってるのは、
あたしの方だけ。
そうじゃないかと思った。
助長させたのもあたしかも。
この状況に直面しても、
あたしは天秤に掛けて後者を捨てた。
時間がない。
とにかく時間がないんだ。

聞かれたら、今度はちゃんと答えられる。
そう決めて拳銃男になることにした。
12回目、緑の出会いを憎みたくないから。