■ (no subject)

馬鹿みたい。

欲しいものは手に入れられるもの。
だけど。
大切なものは失ってしまうもの。

あたしはどれだけ意地を張ってたのだろう。
こんなに近くにあったのに。
近くにいてくれたのに。

「そんなに信用してくれない？」
そう言って顔を覗き込んだ。
あたしは駄々をこねる子供のように声を上げて泣いて暴れた。
酷い言葉をたくさん言ったかも知れない。
覚えていないぐらい。
「その言葉を知ったきっかけ、話したの誰だと思う？」
知ってるよ。
あたしなんだよ。
本当にそこにいたんだよ。
一緒にいたんだよ。

いなくなるって思った瞬間、
あたしには永遠の幸せなんてないってわかった。
触れられること、
迷惑を掛けられる距離にいること、
それよりも…
大切だということを伝えられること、
それがなくなったら怖いって伝えられなくて泣いた。
深夜の住宅街に座り込んで困らせた。

呪縛は解けた。
そしたら苦しさから解放されて、切なさがやってきた。

知ること、気付くこと、
それは痛みを伴うこと。

論理的に考えること、
目先の損得にこだわること、
気持ちに名前をつけること。
そして…
行かないでって可愛く言えないこと。

もう無理だ。
一番大切なものを見極められなかったあたしが悪い。
自分だけを守ろうとしたあたしが悪い。
何よりも大切だった。
気付けただけで進歩です。

久々になやみんぐモードです。
でも就活はちゃんとやってます。
しかしあれだけ寒空の下で泣き喚いたらガチ風邪引きました。
明日本命の面接ー。泣

ヤンデレだからねって纏められました。
やはり相性悪いんじゃないのかしら。笑