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ボケボケ乙女な、ねねのブログ、第二章。
+いらっしゃいませ。
+今日もまた特別な日に。
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+パティシエ。
HN:
ねね
年齢:
36
性別:
女性
誕生日:
1988/06/25
職業:
大学生
自己紹介:
100番目のお客様  咲 さん
+お砂糖まみれ。
キーワードでブログ内検索が出来ます。
+携帯でお砂糖細工。
+管理人のおうち。
+秘密基地。
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どのぐらい遠ざけていただろう。
きっかけは些細なこと。
現在進行形の何かに嫌気がさしたから。
すぐに手に入るものなら何でもよかったんだ。
あたしの指が右に動こうと左に動こうと。
半分の確率で左に動き、今に至る。

軽率だ。
だけど優しく。
それほど酷い痛みではない。

ただ一つ。
君の街を通り越してさ。

ねえ。
動体視力まだ弱いままなんだけど。
教えてくれなかったよね。


このスパイラルに集まるは、
寒い寒い冬のこと。
痩せ我慢のあたしはマフラーも手袋も出さなかった。
だけど思い出すのは、
隠れて飲んだコーヒーと、
巡り合えない小窓と、
裏口の野原の季節と、
甘い甘いお菓子のにおい。
それと、
半袖に羽織ったダウンジャケット。
全力の笑顔と嘘の微笑み。
酸欠と小さな君の贈り物。
嬉し涙と悔し涙。
伝わらなくても頬を伝う。

後悔なんてなかった。
誰よりも暖かい冬だった。

大好きなはずの11月を駆ければ、
今年もまた冬がやってきます。
あたしの本音と建前の間を、
体裁だけを気にして風が過ぎてゆきます。

どこまで行けるのかな?

代わりに覚えていられるかなぁ。
いい加減一人じゃ重いんだけど。
半分持ってよ。
ほら、みんなで持てば軽いでしょう?
あたしを抱きしめてくれる片手は空くでしょう?
追い付くとか追い越すとかさ、
課題だけ残して知らない振りなんてさ。
みんなずるいよ。
置いてかないでよ。
置いてかないから、謝るから…

あぁ、忘れてた。
ちゃんと思い出さないと、
覚えててあげないと、
刻んだことだってこんな簡単に消えちゃうんだ。
傷跡は綺麗になっちゃうんだ。
その奇跡の空気だけ、真空パックにでもしとけばよかったな。
あれ?
真空パックって空気入ってないんだっけ?
矛盾だな。
仕方ないね、あたしは馬鹿だから。
誰よりも。
誰よりも…


信じたから、
暑さなんて感じませんでした。
疑ったから、
寒さなんて感じませんでした。
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