忍者ブログ
ボケボケ乙女な、ねねのブログ、第二章。
+いらっしゃいませ。
+今日もまた特別な日に。
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
+最近のねね。
(06/18)
(04/19)
(03/28)
(03/21)
(03/11)
+最新の恋文。
[07/16 ねね]
[07/16 フローレン]
[07/04 ねね]
[07/04 ブローレン☆]
[04/04 ねね]
+パティシエ。
HN:
ねね
年齢:
36
性別:
女性
誕生日:
1988/06/25
職業:
大学生
自己紹介:
100番目のお客様  咲 さん
+お砂糖まみれ。
キーワードでブログ内検索が出来ます。
+携帯でお砂糖細工。
+管理人のおうち。
+秘密基地。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

相手にはわかっていた。
あたしの嘘も。
あたしが何を言いたかったかも。
あたしもそれをわかった。
だから笑った。
笑ってくれていた。
あの人の目は憂いを帯びていた。
やがて来る、あたしが告げる言葉を待って。
信じてもらえないかもだけど、
言わなきゃいけないのも辛いんだよ。
なんて自己防衛だよね。
だから嘘と笑いを残して友達に会いに走った。
話を聞いて頷いた。
「あたしも同じだよ」なんて言えなかった。
決めたのはあたしなのに、
初めから薄々見えていた結末なのに、
せめて憎んで欲しいな。
…やっぱりそれは嫌だな。
そんな人なら感謝を抱いたりしなかった。

ふとメロディが耳を通過して、
忘れててごめんって思ったよ。
あぁ、そうか。
これも理由か。
早口で想いを告げるチャンスは、
半年に一度ぐらいで巡ってきます。
そう思って周りを見渡して見ると、
失ったものに気付く。

二度と見ることのない景色。
足を踏み入れることのない景色。
大好きでした。
一瞬でも。

ただ後悔がないのは、
もしも明日大嫌いな病院に連れて行かれて、
あと僅かな命だと宣告されたとしても、
この手で同じ結末を選んだであろうこと。
PR
□ この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
TOP

忍者ブログ × [PR]


Produce by Samurai Factory Inc.