■ 返ってきた台詞。

あぁ、そうか。
間違えて覚えていたんだった。
だからか。

最近馬鹿に視界が霞むんだよね。


なんかもうどうしようもない気持ち。
わかってるよ。
わかってるんだけど。
あの時みたいな嫌な予感。

違う。
きっと違う。
自分で断ち切ったんだ。
これだけ多くの犠牲には何かついてくるでしょう。
なんて言ったのは誰だっけ。

あたしは何か神様の気に障ることをしたんだ。
若しくは、
短期間で消費してしまったんだ。
誰にとっても光なんてそうそう差すもんじゃない。
だけど一筋ぐらい残してくれると思ったのにな。
見当違いか。
光はいつだって一瞬で、
もう笑顔の秘密を許してはくれない。

悲しくて泣くのではなく、
嬉しくて泣くのが根底に。
それを言ったのは自分だった。

何があったわけじゃないでしょ。
描き過ぎちゃっただけでしょ。
信じないって決めたでしょ。
傷つかないって誓ったでしょ。

誰も保証をしてなかった。
だからまた一つ宝物を失った。
それだけのことでさ。
もう怖いよ。

どのぐらい前になるんだろう。
あたしは何を浪費してたのかな。

説明し難い感じ。
辞めなきゃいけないやり方がいくつもある。
近づけば面倒だし、
遠ければ増えていく気持ちが面倒になる。

今なら嘘にはならないさ。