■ 待てなかった順番。

危険思想。
仲良しアピール。
不幸自慢。
そんな単語で色々揶揄しながらも、
まぁ微笑ましいと思った。
方向性は一般から大幅にズレてはいるが、
きっと、少なくともあたしにとっては、何か大きな意味やきっかけを与えただろう。
そう信じてる。
信じることにしよう。
するのさ！

最近付きまとう妙な感覚。
過去の自分を裏切ったからだと思う。
尋常なことなのかも知れないけどさ、
いつの間にこんなに大切なものの順番が変わってたんだろう。
変わらない、って誓ったんじゃなかった？
守り通すって。
結局は傍に快楽を求める弱い人間だったんだ。
優位の中で呼吸を続けるの？
酷いと思う。
それが自分よ。
それを哀しく思うのも自分よ。
どうしたらいいんだろう。
変わらないことといえば、
「一番大切なもののためなら二位以下を切り捨てられる」こと。
怖いよ、とっても。

過去に異常なほど執着し、
常に未来を見越す子供だったようだ。
「今」をきちんと見てたことなんてあった？
だからこうなるんだ。
頭ではわかってるんだけどな。

だとすれば。
コミュニティは違えど、
結局は同じことが進行しているんだ。
真理になるのかな。
パラレルワールドがいくつあるかは特定出来なくても、
二つのコミュニティで自分が対極の立場の登場人物になってしまったこと、
誰も否定しないだろう。
高みを目指しすぎて、
多くを切り捨てて、
失うのが怖いだなんて勝手だけど。

馴れ合いでも構わない。
戻らない景色が恋しくて。

どこを見つめれば楽になれるだろう。