■ 想いの形変化球。

とりあえずまぁ寝て起きたら現実が変わってることを願ってみた。
放課後ずっと聴いてたミラーボールが頭を離れなくて、
放心状態のバッグを開けても、やっぱり現実は現実で、
携帯の発信履歴とか送信履歴とか見ても、
あぁ…やっぱり現実か、と気付く。
もうちょっと前なら鼻歌混じりでどっか飛び出したかもな。
そしたらまた胸が苦しくなったり。
夢で考えた価値はあったかな。
そしてまた考えたら…何て答えるべきだろう。
どの選択が正しいの。

誰よりも忘れるはずない約束だったのに、
待ち切れないで結論を下してしまった。
でも約束を守り切った期間に何故か意地を張って、
一言知らない振りをしたんだ。
言われた言葉はあの時と同じで、
純粋な望みすら失いかけてて、
あたしはわけがわからなくなった。
うん、多分予想した反応と違いすぎて焦っただけ、それだけなんだと思う。
守り通せばよかったのかな。
でもそうしたら成長することも闇から闇へ脱することも新しい出会いもなかったのかな。

まぁ、こんな形があってもいいと思うよ。
いいと思ってくれる？
「お前は馬鹿だ」って言ってくれる人たち、生かしてくれてありがとう。
でも満足です。
こうして生きてくんです。
生きてきたんです。
それがあたしには相応なんです。

…最後の言葉、まだ引っ掛かるんだけど笑。