■ 半分の望み。

自分が正しいと言い切れることなんてあるのかな。
そんなことを考えた。
美化された世界に過ぎないのかな。
何が出来て、何が出来ないんだろう。
そして何が見えなくなって、何が見えすぎていたんだろう。

バイト終わって携帯見たら、ヤング率以上の「ちょ…ｗｗ」の嵐だったのでその後奔走。
何故だか死にそうに胸を締めつけられたんだな。
みんなに事情を話せば「ねねのせいじゃないから落ち着いて」と優しい声。
客観的に見てあたしを締めつけたのはその事実じゃない。
事実確認の先にあったものなんだ。
そんな弱かったかな、と悲しくなった。
一人で大丈夫だと思っていたけど、
増えればいつしか甘えて依存していたんだね。
幸せは人を傲慢に太らせる。
それは素晴らしいことだけれど、
あたしには似合わないんだ。
結局あたしが気にする必要はないことばかりで、
大分落ち着いてきたけど。
そうなったらあたしは息が出来ないまま笑うだろう。
いつからこんな嫌な気持ちまで抱いた？
背筋が凍った。